2009年06月12日
ピンクハット・クロムハーツ・魔法使い
今日僕は魔術師と出会った。
のっけからなんだかファンタジーな書き出しで恐縮です。
まあ聞いてくれ。
僕は町を歩いていた。そこで前方から奇妙な形の帽子をしたおじいさんがやってきた。帽子の種類がなんともいえない。ハットなんだけど、それはあまりにも大きくて、そしてなんだか妙にくたびれた感じで、おまけに色はどぎついピンクときた。年のころは60は絶対過ぎてると思う。そんなおじいさんが、ピンクのでかいハットですよ。その時点でまず、えっって思った。
しかもおじいさん、前進にアクセサリーをまとっているのだ。そのアクセサリーのほとんどはクロムハーツみたいなちょっと渋い銀色の、ごつめのものばかりで、指に腕に首に何十個もつけている。ピンクハットおじさんと呼ぶか、クロムハーツおじさんと呼ぶか迷うところだった。
そんなおじいさん、僕の横を通り過ぎるときに、その言葉は聞こえてきた。
「自分に負けちゃだめだ…負けちゃだめなんだ…」
はっとして振り返ったが、おじいさんは何もなかったかのようにぶつぶつと独り言?なのか分からないが唱えながら去っていった。
詳しくは書かないが、その言葉はそのときの僕にとって、啓示みたいに響いたのだった。
話はこれで終わり。え、なんで魔法使いだったかって?
それは、あの言葉で僕は救われたから。ただそれだけである。あのおじいさんは僕に魔法をかけたんだ。言葉ってときに魔法だと思ってるから。
それに…あんなぱっと見で人を魅了できるのも、これまた魔法みたいなもんだしね。
また会いたいと強く願っている。
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- at 18:59
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